聖書黙想“3分の奇跡” 2020年12月17日木曜日

🎄2020年12月17日「3分の奇跡」
(1日3分の御言葉黙想を通してあなたの人生に奇跡を体験してください!)

タイトル:分け与えることで幸せを伝えてください。

[使徒20:35]

このように労苦して弱い者を助けなければならないこと、また、主イエスご自身が、『受けるよりも与えるほうが幸いである』と言われたみことばを思い出すべきことを、私は、万事につけ、あなたがたに示して来たのです。」

🍀一人の老人が息を引き取り、3人の息子に遺言を残しました。

「牛17頭がわたしの全財産だが、長男は半分を、次男は3分の1を、末っ子は9分の1を持ってよく育てるようにしなさい。」

父の葬式を終えて遺産として残した牛17頭を父の遺言通りに分けようとしました。
しかし、遺言通りに分けることが困難でした。
長男の分である半分は17÷2=8.5で8頭半だからよく育てろという牛一頭を半分に切って殺さなければならず、
次男は17÷ 3 = 5.666...頭で、
三男は17÷ 9 = 1.888...頭として計算そのものが出来なかったからです。

そこで3人の息子は、村で一番賢く賢いお年寄りのところを訪ね、助けを求めました。
彼らの話を聞いた後、老人は自分の牛をもう一頭加え、18頭と父親の遺言通り牛を分け与えました。

「長男の分は半分だから18頭中9頭を、次男は3分の1の(18÷3)6頭を持ち、末っ子は9分の1の(18÷9)2頭を持つようにしなさい。」

このように遺言通り分けて(9+6+2=17頭)与えたのですが、あと1頭です。

「残った1匹は本来の主人である私が持って行くよ。」

お年寄りの解決法に3人の息子は膝を打ちました。
父の遺言に従い、父が遺言した自分のものよりも多くのものをいただいたからです。🌱

自分に何の損害もなく、3人の息子全員を満足させて幸せにした知恵には、本当に驚かされます。
自分の牛一頭を加えて遺言よりも多くを分け与え、もう一頭を持っていったこの驚くべき算術法は、分けることができずけちな現代人たちの算術法では想像もできない方法です。
お年寄りのこの算術法は分かち合いと犠牲精神なしには絶対不可能です。

コロナで経済がもっと厳しくなったし、その上天気まで厳しくなったこのごろ…

今私たちに必要な人は、計算が上手な賢い人でも、正しいことを言う正義の人でもありません。

心温かい人が多くなり、隣人の苦痛と困難を分かち合い、皆が一緒に幸せに生きていく世界を作る必要があります。

[ルカ10:27]

すると彼は答えて言った。「『心を尽くし、思いを尽くし、力を尽くし、知性を尽くして、あなたの神である主を愛せよ』、また、『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ』とあります。」

愛のある所に神様が臨在します。
神様を愛する人は隣人を自分のように愛します。
聖書は神様を愛する者はその兄弟と隣人を愛すると語っています。

[第一ヨハネ 4:21]

神を愛する者は、兄弟をも愛すべきです。私たちはこの命令をキリストから受けています。

私たちは恵みを値なしにいただきました。ただでもらったので私たちもただで渡さなければなりません。


私が持っているものを分け与えることは私の幸せをもっと大きくして色んな人々と一緒に多くの幸せを楽しめる道です。

コロナウイルスは私たちを恐怖に震え、人を怖がらせますが、分け与えることは感動を繁殖させるウイルスです。
分け与えることが多くなるたびに感動を与える愛と幸せのウイルスは広がっていきます。

「3分の奇跡」では毎年、多文化の子どもたちをサポートする「ハードリングフェスティバル」を支援しています。
韓国で育っている多文化家族の子供たち。ほとんど外国人労働者たちを通して形成された多文化家庭は、低賃金の生産職3D業種なので経済的に困難な家庭が大多数です。
貧困な家庭で育つ多文化家庭の子供たちは偏見と差別により学校でいじめられ、心理的孤立感、情緒的疎外感、意思疎通の不便さ、アイデンティティの混乱、文化的葛藤、共働きの両親による家庭教育の不在、家庭内暴力と虐待などにより韓国社会に対する不満、社会的不適応は次第に増えています。
多文化家庭の子どもたちが劣悪な家庭環境と社会的偏見により学校と社会から疎外され、彼らが韓国社会に溶け込めなければ、それによる社会問題や葛藤はさらに大きくなるでしょう。

「ハードリング」は南極の皇帝ペンギンが氷点下40度の寒い風から熱の損失を防ぎ、自分たちを守るため円形に何重にも立ち、互いに寄り添うことをいいます。

隊列の一番外側で寒さを耐え抜いたペンギンが疲れた時は、内側の隊列にいるペンギンが一番外に出て隊列を取り囲んで自分たちが風を防ぎ、隊列の外にいたペンギンが中に入って体を温めながら自分たちの体温を37.5度に調節していきます。

このように皇帝ペンギンがハードリングでお互いを抱き合いながら、寒くて真っ暗で長い冬を共に乗り越えるように、ハードリング青少年合唱祭りは、全国の多文化家庭と一般家庭の子どもたちが8ヶ月間合唱を作っていく過程を通じて、お互いに尊重し配慮するハードリングを身につけていくお祭りです。

コロナ事態により、今年はオンラインで全国30地域、約300人余りの多文化&一般家庭の子どもたちと指導者たちが練習しています。

私たちがこれまで外国宣教師の方々から受けた愛と恵みを、韓国で育っている多文化の子供たちにあげることができるように、
そして、コロナによって財政支援が減った様々なNGOや市民団体を支援するため、市民日報と明るい青少年主催でハードリングバザーを開催しています。

3分の奇跡では、多文化の子どもたちを助けるハードリングフェスティバルを支援し、その収益で劣悪な保育園の子どもたちに高級機能性マスクとお菓子を支援しようとしています。

このハードリングプロジェクトに参加する方は、下記のリンクにアクセスして「3分の奇跡」を選択し、必要な物品を購入してください。またはご希望のNGO団体を選択してもいいです。

ただし、1万ウォンの参加だけでも感動と愛が届きますので、聖霊の感動と感化で積極的なご参加をお願いいたします。

http://www.xn--py1b75g94b95t5jr.com

また、支援の手が必要な10か所の保育園を選んで送りますので、1:1チャットウィンドウで申請してください。お金では支援できませんので、お金を要求するコメントはご遠慮ください。

ハードリングプロジェクトを通じて、多くの子供たちが幸せで、偏見と差別のない韓国の明るい未来に広がることを願っています。

✝️私たちに夢を与えてその夢を叶えて行く父なる神様、
何の資格もない私にただで施してくださった恵みを覚えて今まで受けた神様の愛を実践して私が属した所を美しくして行く人として私を用いてください。

あなたの隣人をあなた自身のように愛しなさいという主の命令に従えず、外国人労働者たち、多文化家庭とその子どもたちに関心も支援もしていなかったことを告白すると、
子供たちと共に生きるこの地の全ての多文化青少年たちが偏見と差別のない世の中で健康なキリスト教の世界観と歴史観で生きていけますように。

多文化家庭の子供たちが異端やイスラムの誘惑に陥らず、互いに尊重し配慮するイエスの愛を体験し、足りない財政も満たしてくださり、神様の臨在を悟る貴重な年末年始となるよう祝福してください。

イエスの御名でお祈りします。アーメン。