聖書黙想“3分の奇跡” 2020年6月13日土曜日

🌱2020年6月13日 "3分の奇跡"
(一日三分間の御言葉黙想を通してあなたの人生に奇跡を体験してください!)

 

土曜日は過去に配信した分からの再送です。

 

5/26/15傾聴の重要性

 

[箴言18:13]
よく聞かないうちに返事をする者は、愚かであって、侮辱を受ける。

 

❤ある家の息子が軍隊から休暇を取って来ました。
夕方に家族全員が集まって話しの花を咲かせました。
会話は遠回りをして父の役目という主題に至りました。父は今まで息子に是非言いたかった話しを切り出しました。

 

「息子よ~、君が結婚して子どもを産んで育てたら、どんなことがあっても食卓で君の座を守ってね。会社のことを言い訳にして夕食をほったらかさないで、登山やゴルフをしたからといって週末の食卓をあきらめちゃダメよ。子供たちにお父さんの席は食卓なんだよ。」

 

息子が目を丸くして聞き返しました。
“父はご飯を食べる時に話したら叱ったし、食卓では話すなと教えてくれたでしょう。”
“そう、そうしなきゃならないと思った。ご飯を食べる時、何も言わずに静かに食べるのが礼儀正しい行動だと思った。父はおじいさんからそう教えられ、それがすべてだと思った。ごめんね。そうじゃないことをあまりにも遅れて気づいたんだ。私が幼い頃、食膳で何も話せなかったのがとても残念だ。息子よ、どうかこの父の言葉を忘れないでほしい」。

 

皆様の食卓はいかがですか?

 

少なくとも1週間に1度だけでも家族が集まって話しに花を咲かせますか。

 

子供達に父が必要な時期にお父さんたちは会社の仕事でゴルフをし、今はお父さんが子供達と一緒に出来る時間がほしいですが、もう子供達は大きくなってしまい、もっと忙しく食卓での父には慣れていません。

 

久しぶりに集まっても、小言に指摘されて子どもたちは避けたいのです。

 

疎通や不疎通は親譲りです。

 

子供たちは両親の外見と性格、体質と食性に似ています。生まれつきもありますが、一緒に生活しながらお互い似て行く部分がもっと大きいです。
疎通が上手く取れ、会話の絶えない家で育った子ならば、自分が生きてきた環境と同じような家庭を築く確率が高いです。

 

お互いに関心もなく会話もない冷たい家庭で育った子供なら、むつまじい家庭を築きたくてもそうする能力とエネルギーが足りません。
習ったこともなく、見なかったため方法が分からず、仲むつまじい家庭の価値も分からないため、動機づけになりません。

 

“子供が私に似て背が低い、私に似て髪の毛が少ない、私に似てアレルギーがある、私に似て数学ができない。。」”

 

多くの親が罪悪感を感じながら言う言葉です。ところが、こんな風に言う親はいません。

 

“子供が私に似ていて人との意思疎通ができないんだ、子供が私に似ていて共感能力が落ちている、子供が私に似ていて他人の言うことをよく聞かないんだ。。”

 

疎通と共感能力は社会生活だけでなく、安定感のある家庭、幸せな日常を築いていくのに必ず必要な徳目です。

 

ある家庭に父、母、二人の子供が同じ家に住んでいます。
でも、この家には3つの問題があります。互いに意思疎通ができないということ、お互いに理解できないということ、結果的に愛し合う心がないということです。

 

“いったい言葉が通じないので、どうすればいいですか。”

 

言うことを聞かないから共感できず、共感できないから愛することもできず、やがて家庭という枠は居場所ではなく、切り捨てたい足かせになってしまいます。

 

どうすれば関係が回復し、幸せな家庭をつくることができますか?

 

夫婦や親子の間で会話をする時、幸せを呼び、平和をもたらす「言葉遣い」があり、災いを呼び、人を傷つける「言葉遣い」があります。

 

ところが、問題は、自分は自分の言い方に問題があることすら知らないことです。

 

かっと怒って悪口を言ったり、権威的な口調で傷つける暴力的な対話をよくすると、家族は無力症とうつ病にかかり、自尊心を傷つけられ、一生を憂鬱に暮すようになります。

 

一つの家に住む人たちに最も必要なことは「会話」です。 会話があってこそ「疎通」をして疎通ができてこそ「理解」をしてお互いを理解してこそ「愛」になります。

 

夫婦の間と子供の間には何の問題がないんですって。

 

自分の会話法に問題があると思わないのが一番危険で深刻な問題です。
子供達と会話を試みるが、全く返事をしなかったり、「はい、いいえ、適当にやりますから放っておいてください」と言われて会話をしようとしない現象、
会話をすれば大きな声が出る現象、父や母一人だけ一方的に話す現象、
子供たちが突然激しく反抗したり、暴力的に急変したりすると、会話法に問題があると思います。


「お母さん~私、とても大変」
「君は何が大変なの?じっと座って母が作ってくれたご飯を食べて勉強だけすればいいのに。大変なの?お母さんがもっと大変だよ」
「お父さんがしなさいって言えばすればいいのに、なんだかんだ言ってるの!」
「おまえが、何を知っているんだ」

 

このような言葉は、家族を傷つけ、反抗を引き起こし、不和を引き起こします。

 

悪い親譲りを断ち切って良い親譲りをしなければなりません。そのためには、親も会話法を勉強しなければならず、夫婦間に誠実な会話法を使わなければなりません。

 

大韓民国の親は、言葉が話せなくて子供とのコミュニケーションが断絶されたのではなく、むしろ言葉が多すぎて問題です。
まず言葉を少し短くしてください。 小言が好きな人はいません。
思いつくままに言わないで、感情を交えて言わないで、じっくり整理してから言ってください。
会話を上手にすることも重要ですが、より重要なことは「傾聴」です。
子供たちや配偶者と話す時の原則があります。

 

✔ 絶対に怒らない。
✔良い言葉もたくさん言わない。
✔ (黙って)無条件に聞く。

 

何を言っても指摘したり判断したり、直してあげたり、何か解決策を作ってあげようと努力したり、校長先生が訓示するように言わないでください。
子供達に言いたいことはあまりにも多いですが、我慢して子供達の話しに耳を傾けてください。
ただ聞くことだけに充実してください。そうすれば、子供たちは自分の学校生活の話し、友達の話しなど、問わない話しをすらすらするでしょう。

 

聞くことで相手の心をつかむという言葉があるように、
むやみに聞いてあげること、 傾聴は基本的に会話の足りない家族が会話を始めるのに最も良い方法です。

 

一銭もかけずによく聞くだけで妻と子供の心をつかめるのに、理論的にはみんな分かってるのにどうしてそんなに実践しにくいんですか。

 

「大半のご主人たちは妻と子どもの話しを黙って聞くことが難しいと吐露します。なぜ難しいのでしょう?

 

言うことは生まれて3年ほどで学べます。しかし、きちんと聞くことを学ぶには30年ほどかかります。
しかし、幸せな家庭を夢見るなら、努力しなければなりません。人々は自分の言葉を聞いてくれる人に心を開きます。少なくとも、相手の言うことに割り込まないだけでも慰めになります。話せば反論し、指摘されるなら誰が言いたいのですか。

 

配偶者が不満を吐く時、言い訳もしたいし、前後の状況と事実を究明したいと思いますが、ただ聞かなければなりません。話しをよく聞きながらうなずいてあげると、互いに共感し合い、コミュニケーションが取れます。

 

お互いに教えようとしないでください。会話は、良い言葉を言うのではなく、よく聞いてあげることだと考え直さなくてはなりません。

 

私たちは自分が言いたいことだけを言う傾向が多いです。良い言葉が子どもや配偶者を変化させるという考えは誤解です。

 

良い傾聴が相手を変化させます。

 

言えない親はいません。皆よく話せます。しかし、よく聞いてくれる親は多くいません。これだけ変えても変化は始まります。



家族間の会話は、話すことではなく、聞くことから始めなければならないことを忘れず、子どもたちの言葉、配偶者の言葉に最後まで耳を傾け、共感し合う幸せな家庭を築いてください。

 

(出所:キム・デヒョン家庭コミュニケーション専門家のキム・デヒョン所長の“火星から来たお父さん、金星から来たお母さん、アンドロメダアイ”)

 

♣父なる神様、万物の主であり良き牧者であり私たちの必要を知り、水のほとりのように日々満たしてくださる神様の恵みに感謝します。

神様に祈って叫ぶ時、私の小さなうめき声にも耳を傾ける父なる神様のように、子供たちと配偶者と互い良く通じ合い、互いに共感して理解し合い、愛し合う幸せな家庭になるように。

お互いの欲と主張で塞がっている塀を崩し、お互いの心を開いて話し合い、互いに感謝し、愛し合い、お互いの考えに耳を傾ける疎通の場を設けてくださいますように。

 

イエス様の御名でお祈りします。アーメン。