聖書黙想“3分の奇跡” 2020年5月21日木曜日

🥖2020年5月21日"3分の奇跡"
(一日3分間の御言葉黙想を通してあなたの人生に奇跡を体験してください!)

 

タイトル:永遠の味方

 

[創世記2:20~24]
~しかし人には、ふさわしい助け手が見つからなかった。神である主は深い眠りをその人に下されたので、彼は眠った。そして、彼のあばら骨を一つ取り、そのところの肉をふさがれた。神である主は、人から取ったあばら骨をひとりの女を造り上げ、その女を人のところに連れて来られた。人は言った。「これこそ、今や、私の骨からの骨、私の肉からの肉。これを女と名づけよう。これは男から取られたのだから。」それゆえ男はその父母を離れ、妻と結び合い、ふたりは一体となるのである。 

 

❤ある旦那さんのお話しです。 

 

60歳を過ぎた私の妻は最近しきりに利己的だと言われています。
家族の集まりはもちろん、友達の夫婦同伴の集まりに参加しても、他の人たちともあまり話さず、他人の物をむやみに触れたりします。
嫁と壻の表情がおかしくなり、また友だちも気分のの悪い顔をして、妻のことを見つめたりしますが、その度に私は申し訳ないと言い、その物を彼らへ戻します。 

 

私はしきりに〝申し訳ない”という言葉を持って表現するのですが、時には人が見てない所で静かに涙を流します。
妻は元々いつも他人を配慮していた人でした。道を行くとか、ドアを開ける時も後ろの人のために譲ってあげるし、微笑みも絶えることなく、情にも厚い人でした。 

 

しかし、初期の認知症と診断されてからは、いつも散漫で、時には自分のものを選り分けず、他の人の物を触ることがありました。
病気のせいなのに、私たち夫婦を知らない人たちは、事実確認もせずに、変に思って怒り始めます。
そんな妻の行動に私は涙が出ます。妻は元々そんな人ではないのに。私は妻を抱きしめて言いました。

 

"どんな悪口を言われても私がいるから心配しないで。私は最後まであなたの味方だから!" 

 

[伝道書9:9]
日の下であなたに与えられたむなしい一生の間に、あなたの愛する妻と生活を楽しむがよい。それが、生きている間に、日の下であなたがする労苦によるあなたの受ける分である。 

 

自分を最後まで信じてくれて、支えてくれる人。世の中の全ての人々が自分に反対し、あざ笑う時でも、自分の肩を持ってくれる夫や妻を持つ人は幸せな人です。 

 

福祉部中央認知症センターによりますと、2019年基準で78万8000人の65歳以上の認知症人口は、2050年には302万3000人にまで増加すると予想しました。
100年時代に生きる私たちにもっとも重要な老後対策は配偶者との関係だそうです。

 

 皆さんの老後対策はどの程度準備されましたか。 

 

他人の味方ではなく永遠に私の味方になってくれる存在です。 

 

ある日突然言ったことを何度も繰り返したり、先ほどした質問をまた行って、昨日着ていた服が思い出せず、運動神経と反応速度が目立つほどに落ちる時にも"どんなことがあってもあなたに対する私の愛と信頼には変わりありません"と話し、お互いに勇気と励まし合える味方が必要です。

 

私たちはお互いの足りなさを憐れみ、その足りなさを埋めてあげる神様の恵みが必要です。 

 

熟年離婚が増えていくこの頃、私の味方という関係になるためにはお互いの努力が必要です。 結婚は未完成と未完成が出会い、完成に向かって進んでいく過程です。

 


一人では完全ではないため、助け合うために会ったのです。ですから、相手を変化させようと努める前にまず理解しようと努力しなければなりません。 ​ 

 

家庭のための働きをなさってるソン·ギングウォン牧師は、"ブランド家庭で暮らす秘訣"としてこう言いました。 

 

一つ目、仲が良ければお互いの距離がなければならない。

社会的距離が配慮であるように、夫婦間にも尊重の距離を置きなさい。他人の領域を侵すのは自分の領域がないからだ。まず、自分だけの固有の領域を持ちなさい。そして配偶者の領域も尊重しなさい。 

 

二つ目に、常に左右のウィンカーを点けて安全運転すること。幸せと言う車を運転する時、二つのウィンカーをしっかり点けなさい。相手のことを〝認める”ことと〝あわれむ”ことという二つのウィンカー。
忘れてならないことは、左右のウィンカーをつけずに走り続けると衝突するしかないということであり、そこには必ず痛みがともなうということを。間違ってしまう人はいます。しかし悪い人はいません。 

 

三つ目、夫婦喧嘩をする時は敬語を使う。普段はタメ口でも夫婦喧嘩モードに入る時は必ず敬語で喧嘩しなさい。戦いの基本文法だ。声あげる状況であればあるほど敬語の真価を発揮する。"おまえ、おかしくなったのかい?" "いったいどうしたんだ?"より"あなた、理性を失ってはいけません。心がとても傷ついたようですね。"と言え。 

 

四つ目、愛するからと結婚するのではなく、愛するために結婚しなさい。"から"というのは条件と理由だ。条件と理由はいつでも変わる。しかし、"ために"は目的だ。同時に"変化させて愛するのではなく、愛して変化させる道を選びなさい。 

 

五つ目、夕べの祈り、朝の祈りを見逃すな。顔洗いは一日が始まる儀式である。顔を洗わなければ、私は今日を生きているがまだ昨日にとどまっている。"夕べの祈り"は、一日を終え、明日を開く儀式である。"夫婦が眠る前に祈り、それから眠って、目覚めるやいなや、互いのための祝福の祈りで一日を始めなさい"。 

 

このミッションを成すために神様が今日も私を夫として、妻として呼んで下さいました。 お互いの違いを理解し、自分の考えだけが正しいと主張したり強要してはいけません。

 

理解は愛と赦しの出発点です。 小さな意見の前でも、焦って怒る者に知恵は留まらず、反対者を煩わしいからといって無条件に切り離す者に幸せは留まりません。​ 

 

二人が一人になる夫婦の日の今日(韓国の夫婦の日が5月21日です。)、神様が与えたミッションをうまく行ってお互いの違いを認めて尊重し合い、お互いに誉め言葉と認めてあげることでお互いの自尊感を高める幸せな夫婦、神様がご覧になって良しとされる美しい家庭、小さな天国を味わう幸せな家庭になることを祈ります。 

 

♣この地に家庭を立てて、家庭を通して小さな天国の喜びを味わわせてくださる父なる神様、私たち夫婦を一つの家族として呼んでくださって、今まで神様が与える愛で一つになるようにして、一つの心で神様とお互いに仕えるようにしてくださって感謝いたします。 

 

この時間、神様が私たち夫婦を一つの体としてくださった意味を悟らせて、今までどれほどお互いを理解して信頼し、愛して仕えたかを振り返らせてください。 

 

主に従うように夫に従い、教会を愛し、教会のためにご自身を捧げられたように妻を愛しなさいと教えられた御言葉どおり、お互いの足りなさを指摘するよりお互いの心に耳を傾け、魂の対話で疎通し、お互いの痛みと傷を慰め、喜びを与える夫婦になるように導いて下さい。 

 

私たちの家庭がお祈りと御言葉、賛美と感謝でいっぱいの幸せな家庭になるようにして、子どもたちに信仰の模範となるように導いて下さい。 

 

イエスの御名でお祈り捧げます。アーメン。

 

こちらは韓国で配信されている3分の奇跡を日本語に翻訳したものです。

韓国語のサイトはこちらから

https://band.us/n/a5ae284f0d8aV