聖書黙想“3分の奇跡” 2020年10月01日木曜日

🍊2020年10月01日「3分の奇跡」
(1日3分の御言葉黙想を通してあなたの人生に奇跡を体験してください)

タイトル:日常の感謝

[詩編118:28~29]

あなたは、私の神。私はあなたに感謝します。あなたは私の神、私はあなたをあがめます。主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで。


❤ある人が一ヶ月間とても特別な実験をしました。

各家に毎日1万ウォンずつ何の条件もなしに配って、その結果を観察する実験でした。

最初の週に家々を訪ねて玄関に1万ウォンを置いておくと、村人たちはそのお金を持って行って、毎日1万ウォンを置いていく人が誰なのか。その話でうるさかったです。
2週目には村の人たちが玄関の入り口まで来て待ちました。
3週目くらいになると、村の人たちは毎日1万ウォンずつ受け取るのが日常の仕事になってしまって、これ以上お金をもらうことをありがたく思わなくなりました。
ついに最後の日、その人はいつもと違って、村人たちにお金を分けずに、ただ、その道を通り過ぎました。

すると、あちこちで愚痴をこぼしたり怒ったりし始めました。ある人は怒った声で「なぜ今日は私のお金をくれないのですか?」と問い詰めました。
村人たちは毎日1万ウォンずつもらうことを当たり前に思っていました。

皆さんは受け取ることを当たり前のように思いませんか?

今朝、目を覚まして空気を吸って、誰かの苦労で配られた新聞、妻や母が朝早く起きて丁寧に準備した朝食。夫が汗を流して会社で稼いでくる給料… あまりにも当たり前に思いませんか。

罪だらけの私を何の代価も資格もなく救ってくださった神様。宇宙万物を創造された神様の子供になったこと。ただ信仰で義人として認めてくださったこと。良いご両親がいらっしゃること。気楽に勉強したり働ける環境。職場で熱心に家族のために働き、毎月きちんと給料をくれる夫。この世に生まれて私たちに喜びと幸せを与えてくれた愛する子供たち。

これらすべてを私が受けるべきものと考えていませんか?恵みで与えられたものにもかかわらず、毎日感謝せずに生きているのではないですか?

イギリスの宗教家で有名な祈りの人ウィリアム·ロウは、「満足と幸せを最も早く見つける秘訣は全てに感謝することにある」と述べ、ジョン·ミラーは「人がどれほど幸せかは、その人の感謝の深さにかかっている」と話しました。

ある人は自分が行ってる平坦な道に小さな穴があっても神様を恨み人を恨んだりして、またある人は自分が行く険しくて真っ暗な道に小さな光だけ照らしても神様がくださる慈しみ深い光だと言って感謝の祈りを捧げます。

華麗な宮殿に住みながらも、人生とはどうしてこんなに苦しくて嬉しいことは一つもないのかと顔をしかめて不平を言う人もいれば、小屋に住みながらも私たちを守ってくださる父なる神様の限りない恵みと愛を心から感謝する人もいます。

不平と不満、恨みと呪いはすべての病気の原因になることがあります。しかし、感謝は人間の病気を癒す特効薬です。

幸せは感謝の門から入ってきて不平の門から出ます。幸せな人々の共通点はいつも感謝が豊かだということです。
人が感謝できないということは、その人の魂が病んでいるということを意味します。
感謝し、その感謝を表現することは、人を良い人とする条件になります。

1日に5つも感謝のタイトルを記録し、感謝を人生のエネルギーにする人がいます。
しかし、実はその人の人生は世間から見てあまり感謝することがありません。

貧しい未婚の母に生まれて母親の懐ではなく祖母の手で育ち、そこで叔父に性的暴行を受け、14歳で出産と同時に未婚の母となり、子供は生まれて2週間後に死んで、そのショックで家出をし、麻薬服用で一日一日を地獄のように暮らし、
生きようとする意欲がまったくなく、107kgの体つきの女性です。

彼女は誰でしょうか。
オプラ·ウィンフリーです。

しかし、オプラ·ウィンフリーは今、眩しい存在として浮上しています。世界中の1億4000万の視聴者を笑い泣かせるトークショーの女王で、映画俳優で、資産6億ドルの富豪で、アメリカ人が最も尊敬する女性で、人々が人生で一番得たいと思う人気、尊敬、お金を全て持った女性になりました。
世界で最も忙しい人の一人である彼女、しかし、食事以外に彼女の一日も欠かしていないことがあります。

毎日感謝の日記を書くことです。
彼女は1日の間に起こったことの中で感謝することを5つ探して記録します。
感謝の内容は大げさになったり華やかになったりせず、極めて日常的です。

-今日も無事に起き上がれてありがとうございます。

-ひときわ眩しくて青い空を見られるようにしてくださってありがとうございます。

-昼ごはんの時おいしいスパゲッティを食べさせてくださってありがとうございます。

-憎たらしいことをした仲間に怒らなかった私の忍耐に感謝します。

-いい本を読みましたが、その本を書いてくれた作家さんに感謝します。

オプラは感謝の日記を通じて2つを学んだそうです。一つ目は人生で大切なものが何なのかを。二つ目は人生の焦点をどこに合わせるべきなのかを。
感謝の習慣は今日のオプラ·ウィンフリーを作ったエネルギーになったわけです。

神様がくださった大切なこの家庭、愛する家族と友達。"後で""次に"と後回しにしないでお互い愛と感謝を表現してください。
そして今日も日常に感謝し、感謝の日記をつけて感謝の題目を探して行く幸せな日になることを祈ります。

♣今日も感謝の感激を与える父なる神様、感謝すべきことが多いのに感謝できなくて不平を言いながら暮す時が多かったです。
神様の救いと愛、両親を与えてくださったこと、子供を与えてくださったこと、愛する家族、友達、隣人をくださったこと、主を信じさせてくださったこと。すべてのことに感謝いたします。

平凡な日常の中で小さなことにも感謝することができ、お互いに大事にして配慮することができる私となります様に。

御言葉の中で、礼拝と祈りと賛美が生きている家庭になるように、世の中の物差しで無駄で無意味なことのために最も大切なものを失うことのないように。

イエス様の名のもとにお祈りします。アーメン。