聖書黙想“3分の奇跡” 2020年5月29日金曜日

🍞2020年5月29日"3分の奇跡"
(一日3分間の御言葉黙想を通してあなたの人生に奇跡を体験してください!)

 

4代に続く信仰を立てあげる聖書の暗唱聖句72
C10.神様を依頼する:供給2

 

[ピリピ4:19]
また、私の神は、キリスト・イエスにあるご自身の栄光の富をもって、あなたがたの必要をすべて満たしてくださいます。

 

タイトル: 神様はいつ私たちの必要を満たしてくださいますか?

 

🌿皆さんにとって神様はどんな方ですか?

 

神様を魔法のランプから出るジーニーのように、私のために存在すると勘違いしていませんか?

 

神様はすべてのものを供給して私たちの必要を満たしてくれる方ですが、祝福を与える方は神様なのに神様に対しては知らん振りして、お金と財物だけに関心を持ってはいませんか。

 

今すぐお金の問題を解決してほしい、すぐ仇を討ってほしい、今すぐどんな決定をしなければならないか見せてほしいなどなど、あれこれ頂戴とおねだりする子どものように要求して、お祈りを聞いてくれなければ恨みます。

 

しかし、神様は私を愛してますが、私のために存在する方ではありません。私が神様のために存在するのです。

 

神様はその方のために私たちを創られました。それで私たちは神様が私たちを創られた目的どおり生きる時に幸せです。私たちが大変な理由は私の栄光のために生きるからです。

 

神様がいつ私たちの必要を満たしてくださいますか。

 

ある牧師先生の話しをお聞かせします。
https: // youtu.be/hPAktoiOx5U

 

❤ある牧師が神学校を卒業して牧師按手を受けた後、小さな教会の副牧師として仕えるようになりました。

 

ある水曜日の夜の礼拝時間に、中国で宣教をしている宣教師が、安息年をもらって一時帰国をしていたときに、私たちの教会へ招き、説教をしていただくことになりました。

 

宣教師は中国での働きを務めながら、経験した神様の臨在と働き、その間の困難と問題を率直に話しました。

 

牧師は自分も貧しい生活をしていますが、その宣教師の方がもっと貧しい生活をしているという気がして、ちょうどその日もらった1ヶ月分の給料の中から生活費の分をそのまま全てを献金箱に入れました。

 

礼拝が終わると、生活費なしでこれから1ヶ月をどうやって生きなければならないのか心配になりました。

 

後片付けをして一番後に礼拝堂から出ますが、ある海軍少尉が婚約者を連れてきて、結婚式の司式をしてほしいとお願いしてきました。

 

牧師は担任の牧師の許可を得て司式者を務めました。

 

"結婚式が終わって海軍少尉は封筒を一つ渡してきたのですが、それを開けてみると、3ヵ月分の給料に匹敵する金額が入っていました。

 

その牧師先生は1ヶ月分を差し上げましたが、神様は3ヶ月分をくださいました。

 

神様は私たちを決して見捨てることもなく、必要の全てを満たしてくださる方であることを体験で分かるようになりました。

 

それで、その牧師は裕福ではないですが、孤児たちのために働くことを決心し、後に孤児の父として尊敬されるようになりました。🌱

 

神様はキリストイエスの中で皆さんが必要とするすべてのものを豊かに満たしてくださる方です。

 

神様はイスラエル民の40年間の荒野生活の間、マナを降らせてくださり、五つのパンと二匹の魚で5千人を食べさせました。

 

神様が私たちの必要をどんな方法で満たしてくれるのか、私たちには分からないですが、私たちは完全にその方を信頼しなければなりません。

 

[マタイ6:26]
空の鳥を見なさい。種蒔きもせず、刈り入れもせず、倉に納めることもしません。けれども、あなたがたの天の父がこれを養っていてくださるのです。あなたがたは、鳥よりも、もっとすぐれたものではありませんか。

 

神様は空を飛ぶ鳥を養い、野に咲いたユリの花も着飾って下さいます。まして神様の子供たちである私たちに良くしてくださらないはずはないのです。

 

何を食べるか、何を着るか、どうやって生きるか、といった心配は異邦人がするものです。

 

神様は全知全能であり、私たちの人生の責任を負ってくださり、すべての必要をご存知であり、供給してくださるお方です。

 

しかし、その"供給"だけに集中してはいけません。

 

綺麗な金魚鉢の中の魚は毎朝、餌をくれるのは誰なのか、どれほど飼い主が自分を愛するのかには関心がなく、ただ"餌"にだけ関心を持ってます。

 

もしすべてを供給し必要を満たしてくださる“神様ご自身“に全くの関心を持たず、ただ自分の必要な部分だけに関心を持つのならば、私たちは金魚鉢の中の魚と同じでしょう。

 

神様が与えてくださる奇跡や餌にだけ関心を持つのは、お金を偶像とする"マンモン信仰"です。

 

神様は私たちの必要を満たしますが、要求や欲望まで満たすとは約束なさいませんでした。

 

私たちが生きていくためにパンを求めるお祈りも必要ですが、パンをくださる神様がどんな方であり、神様がマナをくださる目的理由はなんであるのかについて関心を持ち、私の心と思いを神様ご自身に集中することがもっと必要です。

 

[マタイ6:33]
だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。

 

神様はすべてのものを満たしてくださるのですが、その前にまず神の国とその義を求めることを望んでおられます。

 

イエス様が先ほどの御言葉の中で語られた"すべて"とは、人々が必要不可欠と考えているもの、すなわち衣食住であり、また霊的な飢え渇きまでも満たしてくださることを言います。

 

しかしこの様な話を聞くときに、ある人は間違った解釈をしてしまいます。祈るならば事業に成功し、お金もたくさん稼ぐことができ、健康も与えられ、子どもが名門大学に合格して出世し、天国に行って報いを受けることができると。

 

病んでいたり、貧しい中で生きる人は、神様の恵みを受けることができず罰を受けた人であり、健康でお金持ちになった人だけが神様の恵みを受けたという考えは間違いです。

 

少ないものしか持っていなくても、それに感謝して生きる者には、神様はもっと大きいものを与えられるのです。

 

私の財布に1万ウォンがあるから幸せなのではなく、1万ウォンで美味しいものを誰かと一緒に食べると幸せです。

 

休みが多いことは幸せなことですが、その休みの日に好きな人と一緒にいるとより幸せです。

 

あまり眠れなかったら幸せではないが、睡眠を減らしてでもやりたいことがあり、価値があると思えることをしている時は幸せです。

 

これが私たちが持っているものが足りなくても幸せになれる理由です。

 

だから'重要ではない忙しいこと'で人生のエネルギーを浪費せず、他人のものより小さいからと不平を言わないで、神様の国と義のために価値のある仕事をして生きるべきです。

 

今、私が求めることが必要なのか欲なのかよく分別し、恵みと愛と祝福で満たしてくださるアドナイイルエの神様を経験して、真の幸せと真の満足を受けて楽しんでください。

 

♣私たちの必要を満たしてくださる父なる神様、予想しなかった荒野の道で私のために備えてくださって供給してくださったアドナイイルエの神様、私を先に愛し、私のために一人子イエス様まで与えてくださったその愛を忘れて、私の欲と私の義を満たすために利己的に生きた私を悔い改めます。

 

世にあるどんなものによっても満たすことのできなかったこの心を、今このときに神様ご自身の恵みと祝福で満たしてくださり、真の幸せと満足を受けて楽しい日々を過ごせますように。

 

これ以上世の虚しい欲を追わず、ただ神様の国と義を求める私となりますように。

 

イエス様の御名でお祈りします。アーメン。