聖書黙想“3分の奇跡” 2020年8月7日金曜日

⛴2020年8月7日「3分の奇跡」
(1日3分の御言葉黙想を通してあなたの生に奇跡を体験してください!)

四代に続く信仰を立てあげる聖書の暗唱72聖句
キリストに似る:純潔2

 

[ペテロ2:11]
愛する者たちよ。あなたがたにお勧めします。旅人であり寄留者であるあなたがたは、たましいに戦いをいどむ肉の欲を遠ざけなさい。

 

タイトル:本当の幸せ

 

皆さん、人生の目的は何でしょうか。何に向かって今日も一生懸命走っていますか。
多くの人になぜ生きるのかと尋ねると、ほとんどが「幸せになるために生きる」と言います。
幸せとは果たして何でしょうか。

 

本当の幸せをお金だと思っていたオナシスの話をお届けします。
https:/youtu.be9WznZjH9uh0

 

❤ギリシャの船舶王で億万長者だったアリストル·オナシス(Aristotle Onassis; 1906~1975)の話です。

 

彼は世の中で信じられるのはお金しかなく、信じられる人もお金のある人たちだと思って生きてきました。
彼は自家用ジェット飛行機と豪華な邸宅、そして10の島を所有しており、大理石で作られた浴室が備えられた世界最高の遊覧船を持っていました。

 

彼はオペラの歴史を変えた不滅のディーバマリア·カラスに惚れて「彼女と暮せばどんなに幸せだろうか」と考えました。
オナシスは、マリア·カラスに夫まで捨てて自分に来させましたが、やがて倦怠感を覚え、別れました。

 

そしてアメリカの故ケネディ大統領の夫人だったジャクリーン·ケネディと1968年10月に結婚し、世界的な注目を集めました。
しかし、ジャクリーンと結婚して1週間も経たずに、彼は私が大きな失敗を犯したと告白し、彼女と離婚する方法について友人に助言を求めました。
しかしジャクリーンは、莫大な慰謝料を要求して離婚もできませんでした。

 

1973年のある日、彼の24歳の息子アレクサンダーが飛行機事故で死ぬと、彼は大きな衝撃を受けました。
それから2年後、彼は全財産のほとんどを失い、疲れ果てた姿で69歳でこの世を去りました。

 

彼は、世の中の良いすべてのものは、その気になればお金で買えると信じていましたが、お金はむしろ不幸の根で、砂漠のミラージュのような幻想で、瞬く間に消えてしまう虚像でした。
彼は“私は人生を無駄に生きた。神様から頂いた祝福をゴミとして投げて帰る”という遺言を残しました。

 

[伝道書2:11]
しかし、私が手がけたあらゆる事業と、そのために私が骨折った労苦とを振り返ってみると、なんと、すべてがむなしいことよ。風を追うようなものだ。日の下には何一つ益になるものはない。

 

世界最大の財閥だった彼は、多くの人に羨ましがられ、一番幸せそうな人でしたが、一番不幸な姿で亡くなりました。
彼はお金をとても愛したし自分の肉体のためだけに使って虚しく死にました。

 

なぜ生きるのかと人に尋ねると、大半は「幸せになるために生きる」と言います。
何が幸せでしょうか?

 

「お金持ち」「高い地位にいる人」「いい家と最高の車を持っている人」だと言ってうらやましがりますが、それらが果たして永遠な幸せを与えるのでしょうか。

 

聖書は神様との正しい関係を結びながら神様と近くに生きていくことが真の幸せだと語ります。
聖書は「主が与えたお金を賢く使う人」「イエス様をよく信じて隣人のために分け与え施しながら生きる人」を幸せな人だと語ります。

 

本当の信仰の人は、主がくださった物質を、主の栄光と神の国と主の利益のために使うことを知らなければなりません。
もし神様が私たちの主人になれば、私たちは神様の御心に従って財物を使うことになるでしょう。

 

しかし、神様が私たちの主人にならなければ、私たちは財物(お金)の奴隷になり、お金は恐ろしい主人になって、私たちをしもべとして使うでしょう。

熱心に働いて神様が贈り物としてくださる財物は善良です。
しかし、我々の心が財物にのみ向かい、貪欲な人生を送る時、財物は神様との関係を断絶させるもので、不義なものとなります。
したがって、クリスチャンは、正しく正直に稼ぎ、正しく有益に、神様が喜ぶのにお金を使う「管理者」にならなければなりません。

 

[ペトロ2:11]
愛する者たちよ。あなたがたにお勧めします。旅人であり寄留者であるあなたがたは、たましいに戦いをいどむ肉の欲を遠ざけなさい。

 

私たちは日常の中でも“心を支配しなさい”“決心しだいだ”“結局、心が問題だ”だという言葉をよく口にします。
私たちが生きているすべての根源が心だから、何よりももっと心を守るようにと神様は命じられます。

 

人生は本当に短いです。夜空に落ちる流れ星のように、 しばらく輝いてから消えます。
それにもかかわらず、私たちはあまりにも忙しく走り続けます。みんなが幸せのために忙しく生きると言いますが、幸せはその過程である今、まさにこの瞬間にあるということを忘れています。

 

“真の幸せとは、遠い将来達成すべき目標ではなく、今この瞬間に存在するものです。今この瞬間あなたが幸せであることを選択すればあなたはいくらでも幸せになれます。
ところが、多くの人々は幸せを目標にしながら、今この瞬間、幸せでなければならないという事実を忘れて生きています。”

 

フランソワ·ルロールの「クーペさんの幸せの旅」の中で出てくる言葉です。
チャンハンイ奥さんの「幸せ」という曲の歌詞は、私たちにとって本当の幸せとは何かを感じさせます。

 

🎹華やかでなくても清潔に生きる暮らし
持っているものが少なくても感謝しながら生きる人生
私に与えた小さな力、分け与えながら生きる人生
これが私の人生の幸せである

 

涙が出ることが多くても祈ることができるもの
くやしいこと多くても主のために我慢すること
たとえ短い小さな人生、主の御心の通りに生きること
これが私の人生の幸せである。
これが幸せであると

 

世の中はわからない神様の贈り物
これが幸せであると
神の子供として生きること
これが幸せであると

 

涙が出ることが多くても祈ることができるもの
くやしいこと多くても主のために我慢すること
たとえ短い小さな人生、主の御心の通りに生きること
これが私の人生の幸せである。
これが幸せであると🎶🎵

 

私たち皆、点一つをつける旅人の人生から心の中の貪欲を取り除き、神様が与えた富と財物を感謝しながら、神様の栄光のために神の国の建設のために用いられること祈ります。

 

♣全ての祝福の根源である父なる神様、私たちの人生の真の幸せは神様が誰なのかを分かってその神様と親しくすることであることを悟らせてくださってありがとうございます。

オナシスのように、主が注いでくださった祝福を無駄に使わず、ただ主の国の拡張に用いられ、受けた恩みと幸せを他の人々に分け与え、施し、イエス様の真実な弟子として生きていきますように。

この地を生きていく間、世の中の無駄な物質や名誉に心を奪われず、一生神様に向かう渇きを持って生きていきますように。

 

イエス様の御名でお祈りします。アーメン。