聖書黙想“3分の奇跡” 2020年9月4日金曜日

🎓2020年9月4日「3分の奇跡」
(1日3分の御言葉黙想を通してあなたの人生に奇跡を体験してください!)

 

四代に続く信仰を立てあげる聖書暗唱72聖句
F2. 完全な人格:思考の完全さ2

 

タイトル:深刻な心の病をやっつける

 

[第二コリント10:5]
私たちは、さまざまの思弁と、神の知識に逆らって立つあらゆる高ぶりを打ち砕き、すべてのはかりごとをとりこにしてキリストに服従させ、

 

🍀聖書は心が命の源であって心を守りなさいと語っています。
健康と命は心にかかっています。
私たちにはみな心の病が少しあります。

 

物質的に豊かでみちるほどであるにもかかわらず、うつ病と強迫観念、ストレス、不安、怒り、自信感と自尊心の欠如など心の病が大きくあれ小さくあれみな持っています。

 

思考の病を癒し、健康な考え方をするのにはどうすればいいでしょうか。
https:/youtu.beLa9bZt66YoY

 

❤いろいろ弱点があるにもかかわらず、大きく用いられたムーディーをご紹介します。

 

アメリカ史上最も偉大な福音伝道者であり説教者として知られているドワイト·ムーディー(1837~1899)は、貧しい労働者の家庭で生まれました。
アルコール中毒者の父親によって、厳しい幼年を送り、小学校での教育しか受けられず、いつも乞食のようにみすぼらしい服装で過ごしました。

 

彼は聖書学校への入学も断られました。理由は‘キリスト教教育が不十分で学校生活を続ける準備ができていない'ということでした。
ムーディーは友達からも仲間はずれにされたのでいつも孤独でした。彼は孤独な時間を神様に差し上げました。
ムーディーは微弱だが謙遜な心で毎日祈りをささげ、結局ムーディーは世界的な伝道者になりました。

 

ムーディーの最大の弱点は英語がまともにできないことでした。彼の説教原稿にはスペルと文法がめちゃくちゃでした。
しかし、彼は挫折せず、自分の部族を口実に説教ができないと弁解したり断ったりせず、全世界を歩き回って福音を広めました。

 

一度はムーディーがケンブリッジ大学で説教をしました。
ところが学生たちは足を踏み鳴らしながら笑って大騒ぎになりました。
なぜなら発音もでたらめで文法もめちゃくちゃでしたから、鼻の高い名門ケンブリッジの大学生たちが無知なムーディーを見下したのです。
しかし、ムーディーは粘り強く最後まで御言葉をすべて伝えました。


説教が終わった後、ある学生がムーディーの説教内容の中で文法の間違ったところを書いてくれました。

 

これを受け取ったムーディーは、こう言いました。
「私は自分の文法が間違っていることをよく知っている。しかし、私は私が知っている全ての文法を神様の栄光のために使っているよ。学生はそのよく知っている文法で神様に栄光をささげるためにどんなことをしているのか。」
その学生は衝撃を受けて何も言えないまま帰って行きました。

翌朝、生徒会の会長はムーディーを訪ねて、丁寧に謝りました。

 

これをきっかけに、ケンブリッジ大学では歴史上今までなかった大覚醒運動が起こり、宣教の巨大な場が開かれました。
7人の優秀な生徒が中国宣教に命をささげることを決意しましたが、その中に中国宣教の代名詞といえるハドソン·テイラーがいました。
ムーディーは40年余りの間、アメリカとイギリスだけで百万人を超える人々をキリストに導きました。

 

弱点が多く不遇な幼少時代を送ったために世の中では不幸しかなかった彼がどうしてこんなに多くの人に福音を伝える伝道者になったのでしょうか。

 

彼には使命感がありました。

 

彼は生まれかわってから一日も欠かさず、福音を証しして、毎日少なくとも一人の人にでも福音を伝えずには決して寝床に入らないほど情熱的に福音を伝えました。

 

皆さんはどのくらい自分が持っているダラントで神様に栄光を捧げる仕事をしていらっしゃるんでしょうか?
もしかして、私の持っている財産や知識、技術や学歴などのスペックで人を無視して見下していませんか?

 

信仰生活をしながら足を踏み外したり、試みに入ったりする理由の一つが「傲慢」です。
傲慢な心は深刻な心の病です。

 

私を創造された父なる神様を離れ、私一人で生きるということが傲慢であり、神様を畏れずに私の思いどおりに生きることが傲慢です。
また、私達は何かをちょっと学んで、その方面で少し知ると自分の経験と自分の知識が全てであるように、自分も知らないうちに傲慢になります。

 

ある人は霊的に傲慢になり、神様の恵みよりも自分自身の徳を優先します。
霊的に驕慢な人々は、パリサイ人のように自分だけが神様を正しく仕えると考え、他の人を中傷して非難し、裁きます。自分が審判者であるように他人を裁きます。

 

高慢は神様の御言葉の権威を認めないため、心配するなと言っても心配するし、お金を愛するなと言ってもずっと愛し、快楽に求めるなと言っても快楽を追い求めるのです。

 

すべての富と名誉と生死を治め、支配する方はただ神様であるのに、それを忘れたまま、まるで自分自身の義と力でできたものだと勘違いして生きているのです。

 

傲慢は私と神様の間を一つにならないようにします。教会を遠ざけ、御言葉を遠ざけ、祈りを遠ざけ、賛美を遠ざけ、主のしもべを遠ざけ、批判し、評価し、判断し、裁き、神様の恵みを軽んじて、礼拝をおろそかにします。

 

心の病である傲慢を癒す薬は、自分の義を殺し、神様の権威を認め、神様の愛の中で献身する謙遜です。
謙遜とは自分を否認し神様の愛で支配を受ける生活を意味します。

 

悪魔は私たちの考えに入ってきて、自分の考えを詰め込みます。悪魔は私たちの考えを支配し、私たちを支配して霊的に高ぶるようにさせ、仲間と教会と神様との間を中言します。
悪魔は欲と淫乱と嫉妬と憎む心を与える者であり、神様の御言葉に逆らって不従順でありたいという心を与える邪悪な者です。

 

人には誰でも隠したい弱点があります。他の人たちが私の弱点を知るのではないかと隠したがります。
しかし神様は私の長所だけを愛したのではありません。私の弱点までも愛してそのまま受け入れてくれる方です。

 

私たちが傲慢な考えを退け、キリストに服従するためにはどうすればいいでしょうか。

 

すべての視線を神様に捧げ、生きている神様だけを見つめ、私を通して働き、私と共に動かされる神様を完全に信じて頼らなければなりません。

 

誰でも傲慢で失敗することがありますが、悔い改めて戻れば、以前よりもしっかりした成熟した人になれます。

 

私たちみんなが高慢にならないようにいつも御言葉に握られてすべての支配者である神様を畏れて謙遜に伏していけることを祈ります。

 

♣私の考えを支配する父なる神様, 力ある強い神様を全面的に信頼します。

サタンが与える考え、肉体の考えは十字架にかけ、聖霊の導きを受ける霊の考え、神様の考えで勝利させてくださいますように。

サタンが植えた霊的高慢に巻き込まれないように私をにぎってくださり、毎朝謙遜の帯を締めて、他人を見て評価したり、裁かずに主だけを見つめて生きていきますように。

私の足りなさと弱さを主の前に置いて、私を通して働かれる聖霊様をもっと頼って暮らしていきますように。

 

イエス様の名前でお祈りします。アーメン。