聖書黙想”3分の奇跡“2020年7月6日月曜日

⚒ 2020年7月06日 "3分の奇跡"
(一日三分間の御言葉黙想を通じてあなたの人生に奇跡を体験してください!)

 

タイトル:熟練した職人の系図1

 

❤ある分別のない子供がお父さんに聞きました。
“お父さんはなぜこんなにブッサイクで顔にほくろが多いんですか。”

 

お父さんは子供の言葉に戸惑いましたが、すぐこう言いました。
“ママにその理由を聞いていないの?結婚前、お父さんの人気はすごくて、その時数多い女性がお父さんに一つずつ点をつけたんだよ。それでお父さんの顔にたくさんの斑点が付いているのだよ。”🌱

 

みなさんにもこの様な堂々とした根自信(根拠のない自信)… はありますか?

 

だれがなんと言おうと気後れせず、だれかが侮辱的なことを言っても笑いで言い返す余裕がありますか?

 

[ゼカリヤ1:18]
私が目を上げて見ると。
ゼカリヤは「私が目を上げて見ると」という言葉を繰り返し記録しています。

 

[ゼカリヤ2:1]
私が目を上げて見ると、

[ゼカリヤ5:1]
私が再び目を上げて見ると、

[ゼカリヤ5:5]
目を上げて、この出て行く物が何かを見よ。」

[ゼカリヤ6:1]
私が再び目を上げて見ると、

 

なぜゼカリヤはこのように目を上げて見るという言葉を繰り返して使ったのでしょう。その理由は、周辺の環境に圧倒されず、霊的に目覚めろという意味です。
つまり、環境や人々の言葉に気後れせず、霊の眼を開き、環境を飛び越え神様から授かる幻を見なさいという意味です。

 

当時イスラエルはエルサレムが廃墟となり、聖殿の再建築が16年間と中断されるという劣悪な状況でした。周りの環境だけ見れば気後れせざるを得ませんでした。

 

ペテロもイエス様の一番弟子だったにもかかわらず、3度もイエス様を否定して気後れし、またイスラエルの部族の中でエリートに選ばれた12人のうち10人は、カナンの民族を見て自分たちはイナゴのように弱いと言って気後れし、またイスラエルの民はペリシテ人の将軍のゴリヤテを見て集団的に気後れしました。 

 

私たちを取り巻く環境は、実は私たちをとても気後れさせます。

 

世間的にうまくいっている友人の夫や、名門大学に合格したお母さんの友達の子供らと比べると、気後れするしかありません。

上位2%に入る人は上位1%に気後れし、上位1%は上位0.1%の人に気後れします。

 

しかし、私たちクリスチャンには生まれつき、どのような環境にもめげず、空を眺めるDNAがあります。

 

弟子たちもイエス様の復活後、どんな妨害でも聖霊で武装され、気後れすることなく人より神様に従いました。

 

[使徒5:29]
ペテロをはじめ使徒たちは答えて言った。「人に従うより、神に従うべきです。

 

神様はエゼキエルに乾いた骨が蘇る幻を見せながら、目に見えるfactではなく、神様がすれば何でもできるという信仰の報告(faith report)を与えられました。

 

ゼカリヤが夢の中で見た二番目の幻は、4つの角と4人の職人でした。

 

[ゼカリヤ1:18~20]
私が目を上げて見ると、なんと、四つの角があった。私が、私と話していた御使いに、「これらは何ですか」と尋ねると、彼は私に言った。「これらは、ユダとイスラエルとエルサレムとを散らした角だ。」そのとき、主は四人の職人を私に見せてくださった。


私が、「この者たちは、何をしに来たのですか」と尋ねると、主はこう仰せられた。「これらはユダを散らして、だれにも頭をもたげさせなかった角だ。この者たちは、これらの角を恐れさせ、また、ユダの地を散らそうと角をもたげる国々の角を打ち滅ぼすためにやって来たのだ。」

 

四つの角が象徴するのは権力と権勢です。
東西南北に敵対している四つ角のエジプト、アッシリヤ、バビロン、ペルシヤがユダとイスラエルとエルサレムを散らかしました。
しかし、神様は四人の職人を送り、四つの角の国々を滅ぼしました。

 

[ゼカリヤ1:21]
~この者たちは、これらの角を恐れさせ、また、ユダの地を散らそうと角をもたげる国々の角を打ち滅ぼすためにやって来たのだ。

 

職人とは誰でしょう?
職人、熟練した働き手、技術者、大工です。

木を手際よく扱う木工、石を使いこなす匠人、幕屋を建てる時に最も熟練した人物です。
また、神様が幕屋とその中に使われる器具を製作する人に指名されたベツァルエルとオホリアブのような信実な僕です。 

 

[出エジプト31:2]
「見よ。わたしは、ユダ部族のフルの子であるウリの子ベツァルエルを名ざして召し、 

 

[出エジプト31:6]
見よ。わたしは、ダン部族のアヒサマクの子オホリアブを、彼のもとに任命した。わたしはすべて心に知恵のある者に知恵を授けた。彼らはわたしがあなたに命じたものを、ことごとく作る。

 

神様は彼らを選び、彼らにすべてを作ることができる知恵と能力まで与えました。 

 

神様は熟練した職人を通じて強い角を倒します。
職人は表向きは平凡に見えますが、実際は強力です。
神様の働きは素朴で純粋な熟練工と職人を通じて世の中の強力な角を滅ぼします。

 

今我々が生きている時代の四つの角は何でしょう?


教会を誹謗しながら攻撃する勢力です。
絶対的な真理を無視して聖書の御言葉を破壊する勢力です。
神を畏れることなく人本主義を主張する勢力です。
同性愛を包括的に差別禁止法に入れて合法化させ、教会を弾圧しようとする勢力です。 

 

四つの角を退け、教会が勝利するためには、ベツァルエルとオホリアブのような誠実な僕や熟練工と職人が必要です。

 

神様は、その時も今と同じように職人を通じて働かれます。 

 

美しい世界を作るために、私は何ができるでしょう?
明日に続きます。(7月5日/20週間礼拝説教)

 

♣すべての自信の根源となる父なる神様、弱くて足りない、いつもいじけるしかない環境の中でも決していじけることのないDNAを通して神様の主権を宣言できますように。

私の人生のすべての領域で素朴で純粋な使命の熟練工になり、謙遜でありますが堂々と主が与えた使命を全うできますように。

この時代を生きる我々を攻撃する四つの角を正確に知って退けさせ、自分にできることは何か、神様の御心は何なのかを悟らせて下さい。

 

イエス様の名前で祈ります。アーメン。