聖書黙想“3分の奇跡” 2020年10月20日火曜日
😄2020年10月20日「3分の奇跡」
(1日3分の御言葉黙想を通してあなたの人生に奇跡を体験してください！)
タイトル:戻れば回復する2_ ゼカリヤ講解シリーズ ⑮
[ゼカリヤ1:3]
あなたは、彼らに言え。万軍の主はこう仰せられる。わたしに帰れ。―万軍の主の御告げ―そうすれば、わたしもあなたがたに帰る、と万軍の主は仰せられる。
🍀韓国の朝鮮時代、王である粛宗は夜中に忍び姿で民の暮らしを調べるために、よく尾行をしていました。
そんなある夜、古びた小さな小屋の前を通ると、家の中から笑い声がいつまでも聞こえて来たのです。
両班（ヤンバン、貴族階級）が住む瓦屋根の村を通りながらも聞いたことのない笑い声に、粛宗は戸惑いました。
その理由を調べるため、小屋に入って主人にコップ1杯の水を頼みました。
その間、粛宗は戸の隙間から部屋の中をよく見回しました。
部屋の中にはおじいさんがなわを綯っていて、子どもたちはわらを選んでいて、おばあさんは洗濯を踏んでいて、奥さんはよれよれの服を繕っていました。
貧しい民の平凡な日常でした。
ところが、家族の顔がとても明るく澄んでいて、心配事はまったく見えませんでした。
粛宗は主人に尋ねました。
「暮らし向きが悪そうだが、いいことでもありますか。外で聞くと笑いが絶えませんね。"
主人は嬉しそうな顔でこう答えました。
「こんなに貧しく暮らしても借金も返して、貯蓄もしながら生きているので自然に笑いが出るようです。」
宮廷に帰ってきた粛宗は、今にも倒れそうなあばら家で暮らしながら、借金も返して貯金もするという話しを聞いて、好奇心が消えませんでした。
次の日、粛宗は臣下に命じ、昨夜その家に隠された財物でもあるのか調べろと言いました。しかしその家には本当に何もなかったです。
粛宗はその家を訪ね、主人に前に話したことについて尋ねました。
すると主人は笑いながらこう答えました。
「両親を供養することが借金を返すことであり、私が年を取って頼る子供を育てるということが貯蓄ではないでしょうか。それでこれ以上良いことはないので自然に笑いが出るしかないです。」🌱
[ゼカリヤ8:2]
万軍の主はこう仰せられる。「わたしは、シオンをねたむほど激しく愛し、ひどい憤りでこれをねたむ。」
神様は自分の民に対する愛をねたむという表現で現わし、帰って来ればエルサレムが回復されると約束しました。
[ゼカリヤ8:3]
主はこう仰せられる。「わたしはシオンに帰り、エルサレムのただ中に住もう。エルサレムは真実の町と呼ばれ、万軍の主の山は聖なる山と呼ばれよう。
帰ってくると神様はシオンに戻ってエルサレムに住み、エルサレムは真実の町と呼ばれ、万軍の主の山は聖なる山に回復されます。
神様はエルサレムを回復させることで神様の愛を表してくださいました。
[ゼカリヤ8:4~5]
万軍の主はこう仰せられる。「再び、エルサレムの広場には、老いた男、老いた女がすわり、年寄りになって、みな手に杖を持とう。町の広場は、広場で遊ぶ男の子や女の子でいっぱいになろう。
お年寄りや子どもたちが自由に町で遊ぶということは、平和と安全が回復するということです。
町が 男の子や女の子でいっぱいだということは出産率が高くなることを意味し、出産率が高くなるということは実質的に暮らしやすくなるという意味です。
神様はエルサレムの回復を通じてその地に以前のように人々があふれ、人々の命が長くなり、子供たちが遊び回るようになる美しくて平和な場所に回復すると語りました。
この御言葉は、昔、聖殿の基礎を置く時、すでに約束したことですが、民が堕落することにより悪事を犯し、彼らの土地はまともに所産を得ることができませんでした。
しかし、神様は今や彼らが神様のところに戻ってくると、エルサレムに集めてその民を真の正義で治めるとおっしゃっています。
神様の民は、神様の義なる統治の中にいる時にはじめて、真の平安を受けることができるのです。
[ゼカリヤ8:8]
彼らを連れ帰り、エルサレムの中に住ませる。このとき、彼らはわたしの民となり、わたしは真実と正義をもって彼らの神となる。」
神様のもとにかえれば神様との関係が回復し礼拝が回復し信仰が回復し祝福を受けるようになります。
私たちみんなが神様の約束の御言葉を握って神様が注いでくださる恵みを受けることを祈ります。
♰父なる神様、天の扉を開けて恵みのにわか雨を降り、聖霊の囲いで守ってください。
わが家庭と仕事場に主が住み、家庭が「真実の町」になるように、仕事場が「恵みの聖なる山」になりますように。
「帰れば回復する」という御言葉を握って、すべての教会が悔い改め、主のもとに戻り、平和と愛があふれる家庭と教会と国と民族になりますように。
イエス様の御名によってお祈りします。アーメン。
