聖書黙想“3分の奇跡” 2020年6月17日水曜日

🗑 2020年6月17日 "3分の奇跡"
(一日三分間の御言葉黙想を通してあなたの人生に奇跡を体験してください!)

 

4代に続く信仰を立てあげる聖書の暗唱聖句72


D3. キリスト弟子の資格:罪から離れる1

 

タイトル:健康な信仰生活のために捨てるべきもの

 

[ヨハネ1書2:15-16]
世をも、世にあるものをも、愛してはなりません。もしだれでも世を愛しているなら、その人のうちに御父を愛する愛はありません。すべての世にあるもの、すなわち、肉の欲、目の欲、暮らし向きの自慢などは、御父から出たものではなく、この世から出たものだからです。

 

私たちは霊的戦場で住んでいます。

サタンはほえたける獅子のように私たちを倒すために誘惑し、攻撃します。

サタンのわなに陥らない健康な信仰生活をするにはどうすればいいですか。

https://youtu.be/7hO2vYcqGgE

 

❤ロックフェラーという有名なアメリカの大財閥の話しです。

 

幼い頃、ロックフェラーはとても貧しくて神様にこのように祈りました。

“神様!私を金持ちにならせてください。”彼は一所懸命にお金を稼ぎ、33歳で百万長者になり、43歳でアメリカの最大の金持ちになり、53歳で世界最大の金持ちになりました。

しかし、お金を稼ぎたい欲望と、お金を守ろうとする思いから心配が多くなり、胃腸病になり始めました。

 

お金を盗まれると思って家に鉄条網を張り、大きな犬も飼いましたが、心配は消えず、やがて神経衰弱になり、55歳で筋無力症、脱毛症、不眠症、胃潰瘍などで食べることも眠ることもできず、棒のように細くなりました。

 

それで結局1年以上生きられないという死刑宣告を受けてしまいました。死の淵に近づくと、がむしゃらに貯めていた財産も、何の意味もありませんでした。

 

最終検診のために車いすで病院に行ったとき、病院のロビーに書かれた額縁の文が彼の目に入りました。

「与える者は受ける者より幸いである。」

その文を読む瞬間、善良な気が全身を包み込む中で彼は涙を流し、神様の前に悔い改めました。

 

その時、お金がなくて入院できない少女を見ました。彼は秘書に病院費を払って誰が支払ったのか分からないようにしました。

 

その後、少女が奇跡的に回復すると、ロックフェラーは嬉しくて、自叙伝でその瞬間をこのように表現しました。

 

“私はこれまでこんなに幸せな人生を送れるとは知りませんでした。人生前半期の55年は追われながら暮らしましたが、後半期の43年は幸せに暮らしました。”

 

その時から彼は分かち合いの人生を生きてきました。

 

同時に不思議なことに彼の病気は消えてなくなり、その後彼は98歳まで生きて善良な仕事に励みました。

 

ロックフェラーは世を去る前にこんな言葉を残しました。

お金しか持っていない者は、太陽の下で最も貧しい人だ。

 

聖書は語ります。

 

この世の中に属しているものを愛さないでください。
誰でもこの世を愛するようになれば、その心の中には神様の愛がなくなります。

 

最近のように性に自由で堕落し、快楽を追う世の中では、大人も子供も聖書の御言葉通りにきよく生きていくことは容易ではありません。

 

世の中はむしろそのような人を古くさい、つじつまが合わず、つまらなく楽しむことができない人だと無視します。

 

また、闇の権勢であるサタンは、霊的に優れていたり影響力の大きい人を倒そうと、より大きくて強く攻撃し、誘惑します。

 

こんな険しい世の中で健康な信仰生活を送るためにはどう生きなければなりませんか。

健康な信仰生活のためには、私たちを邪魔し、壊すものを捨てなければなりません。それはまさに肉の欲、目の欲、暮らし向きの自慢です。

 

第一、肉の欲は、快楽と所有欲、何かが欲しいという気持ちです。

 

アダムとエバのように、まだ罪が何なのかも分からない、汚染されていない完全な状態にいる時も、悪魔は迷わず訪ねて行って誘惑しました。

神様の御子イエス様が人の体を着てこの世にいらっしゃった時、神様の御子であることを知っていながら悪魔は訪ねて誘惑しました。

このようにサタンは誰に問わず今日も誘惑します。

信仰生活は一言で霊的な戦いであり、霊的な戦いはサタンの誘惑との戦いです。

人はよほど意志が強くない限り、すぐ誘惑に陥ってしまいます。意志がいくら強い人でも1、2回は勝つが、誘惑が続けばつい陥ってしまいます。

しかし、優柔不断で肉の欲と所有欲にとらわれると、すべてを失ってしまうので肉の欲を捨てなければなりません。

 

第二、目の欲は目で見ることによって感じるすべての種類の欲を言います。

 

サタンが最も多く攻撃するのが私たちの目です。目を通じて肉の欲が発動され、見ることによって目の欲が触発されます。

良いもの、美しいもの、肉体的なもの、退廃的なもの、享楽的なものが毎日我々を誘惑します。TV、インターネット、映画などを通じて毎日我々の霊は、目で致命的な攻撃を受けてます。

このごろは淫乱が寝室まで何の障害も受けずに浸透しており、指一本動かすと幼い青少年までも思いっきり目の欲を満たすことができる時代です。

酒、ギャンブル、麻薬などが人に与える楽しみは瞬間に過ぎません。一瞬の快楽の後は、虚しさと恐ろしさ、そして恐怖の故に苦しみます。

快楽は人間を壊すサタンの誘惑道具です。快楽は不潔な罪につながり、人をどん底に墜落させるので、目の欲を捨てなければなりません。

 

第三に、暮らし向きの自慢は自己誇示欲です。

 

私たちはよくニュースで世の中の名誉と地位や学歴、財産などを利用して見せびらかしててつぶされる場合をよく見かけます。

私たちには生まれつき、自分の存在価値を認めてもらおうとする本能があります。それで、どうしても自分が他人より上で上手くいくということを見せたがっています。

一生懸命生きていて、人々に認められ、褒められること自体悪いことではないですが、神様の御心に逆らって間違った動機と目的で世の中の成功にこだわることは滅亡に向かう道です。

世のものを自慢していると結局その奴隷になり、それのために滅びるので暮らし向きの自慢も捨てなければなりません。

 

皆さんはこの3つのうちどれに最も弱く、試みによく陥りますか?

 

今もサタンは、我々を倒そうとお腹がすいた獅子のように攻撃する時を狙っています。

私たちは肉の欲と目の欲と暮らし向きの自慢を退け、堂々と勝たなければなりません。

どのようにすれば私たちの信仰生活を妨害するこの3つを退けることができますか?

 

次の黙想を期待してください。

 

私たち皆が、私たちの暮らしの現場の全てが霊的戦場であることを忘れず、サタンの誘惑に打ち勝ち、サタンの罠にはまらず、健康な信仰生活を送ることを祈ります。

 

♣父なる神様、聖霊充満で肉の欲と目の欲と暮らし向きの自慢に勝たせ、聖霊の導きで健康な信仰生活をさせて下さい。

私の弱点を攻撃するサタンの誘惑に負けないように守ってくださり、神様と私の間を遠ざけるすべての無駄な欲を捨てて、ただ主一人だけで満足する人生になりますように。

健康な信仰生活をするために、私が捨てるべきもの、主よりも大切に思っているものを捨てるように決断させて下さい。

 

イエス様の名前で祈ります。アーメン。