聖書黙想“3分の奇跡” 2020年8月11日火曜日

🏔2020年8月11日「3分の奇跡」
(1日3分の御言葉黙想を通してあなたの生に奇跡を体験してください!)

 

タイトル: マラからエリムまで2

 

[出エジプト15:26]
~わたしは主、あなたをいやす者である。

 

❤死ぬ前に必ず見るべき自然の絶景のうちアラスカ山脈にあるマッキンリー山は、高さ6,194メートル、山腹には巨大な氷河が五つあり、数百フィートの厚さの万年雪があちこちにある山です。
上り坂がひどく悪天候がひどいこの山を25歳の幼い年に、それも片足だけで山頂に登った人がいます。
その人はサラドハーティです。

 

彼女は1985年5月19日、義足を使わず11キロを超える登山装備を負って、片足でマッキンリー山の頂上に登りました。
ドハティは、12歳の時に飲酒運転者の車にひかれて右足を失いました。
交通事故で体が不自由になりましたが、彼女はもっと神様にしがみついて祈りました。

 

彼女はマラの苦い水の後に、エリムを備えてくださる神様を頼って、神様が自分の人生を美しく創造することができると信じました。


事故が起きてから2カ月後、彼女は水泳を習い始め、その後はスキーも学びました。
どんな種目でも足一つを失った人にはみんな大変な過程に違いありませんでしたが、彼女は諦めずに学びました。

 

成功の秘訣を尋ねる記者にも、ハーティはこう言いました。
“生きていく間に風雨を経験しなければ、どのように偉大な人物が出てくるでしょうか。自分の一生を無駄に過ごさないためには、困難を乗り越えながら絶えず挑戦を試みなければなりません。”🌱

 

[出エジプト15:27]
こうして彼らはエリムに着いた。そこには、十二の水の泉と七十本のなつめやしの木があった。そこで、彼らはその水のほとりに宿営した。

 

そうです。神様は私たちに予想もしなかった苦難の中でも驚くべき力と可能性をくださっただけでなく、できる能力を与えてくださいます。
信仰は力です。我々の力になってくださる主は、苦いマラの後にエリムを備えてくださる方です。

 

マラの苦い水を甘い水に変えるために、苦痛が祝福になるためにはどうすればいいでしょうか?

 

[出エジプト15:25]
モーセは主に叫んだ。すると、主は、彼に一本の木を示されたので、モーセはそれを水に投げ入れた。すると、水は甘くなった。

 

第一に、叫ぶ祈りをしなければならない。
マラに到着したイスラエル民が神様とモーセを恨むと、モーセは叫ぶ祈りをしました。

 

第二に、与えられた御言葉に従わなければなりません。

 

[出エジプト15:25]
~主は、彼に一本の木を示されたので、モーセはそれを水に投げ入れた。すると、水は甘くなった。

 

モーセが切実に叫んで祈った時、神様が一つの木を示されました。それをマラに投げると甘い水になりました。

 

モーセは、主の御声だけに集中し、なぜ木を投げなければならないのか、木を投げたからといって何が変わるのか、科学的、論理的なことは考えず、絶対的に服従しました。
木は十字架です。十字架の恵みを頼りに祈りを捧げれば、苦水のような失敗と呪いも勝利と喜びに変わります。

 

第三に、御言葉を人生の中で守らなければなりません。

 

[出エジプト15:25]
~ その所で主は彼に、おきてと定めを授け、その所で彼を試みられた。

 

主はおきてと定め、つまり御言葉をくださいました。
神様は、我々が苦難に直面した時、神様を頼るのか、世の中を頼るのか、苦痛の中でも御言葉を握ってるか、人や財物を握ってるのかを試みられます。
私たちが従順に行い、御言葉を守れば、癒しの神様は私たちをすべての病気から守ってくださいます。

 

[出エジプト15:26]
そして、仰せられた。「もし、あなたがあなたの神、主の声に確かに聞き従い、主が正しいと見られることを行い、またその命令に耳を傾け、そのおきてをことごとく守るなら、わたしはエジプトに下したような病気を何一つあなたの上に下さない。わたしは主、あなたをいやす者である。」

 

神様は、肉体の病気とともに、思考の病気、心の病気も癒してくださいます。
軟弱な私たちはちょっとしたことで心に傷を負って心を痛めることが多いです。
癒しの神様は、頑な心が柔和な心へと、高慢が謙遜へと、貪欲が感謝へと、憎しみが愛へと、腐敗した心と妬みが平和と許しと愛の心へと癒してくださいます。

 

また信仰生活の中で経験する様々な病も癒してくださいます。
木が病気になると実を結ぶことができないように、私たちの信仰生活に病気になると異端に陥ったり、礼拝の恵みを受けることができず、お祈りの生活、奉仕の生活、献身をきちんとすることができません。

主は個人の身と心を超えて家庭も民族も社会も癒してくださいます。

 

第四に、諦めずにエリムに向かって進まなければなりません。

 

[出エジプト15:27]
こうして彼らはエリムに着いた。そこには、十二の水の泉と七十本のなつめやしの木があった。そこで、彼らはその水のほとりに宿営した。

 

マラからエリムは11kmほど離れています。せっかちで慌ただしい私たちは、その11kmを進めず、10.9kmであきらめることが多いです。
諦めずに先に進むと、エリムに到着します。
神様は彼らの旅程にすでにエリムを備えておきました。エリムは十二の水の泉と七十本のなつめやしの木がある場所です。
マラで苦味を体験したとしても、もう少し我慢して信仰で進めば、必ずエリムに出会います。

 

コロナの問題や大雨まで重なって大変な今、マラの苦くて辛い苦痛の中でももう少し前に進みエリムに至りますように。御言葉を握って悔い改め、従順して癒しと回復の恵みを受けられることを祈ります。

 

♣エルリムを備えてくださる父なる神様、信仰の目を上げてエリムを見つめさせて、今日も力強い足で進めます様に。

モーセのように、いかなる状況でも叫ぶ祈りで、主の御声に耳を傾け、主の御心に従順にしていきます様に。

高慢だったこと悔い改めますので、ゆるし下さり、マラを甘い水に変えてくださって、エリムの丘にもうすぐ到着すると信じて進むことができます様に。

 

イエス様の御名でお祈りします。アーメン。