聖書黙想“3分の奇跡” 2020年5月8日金曜日
🆙2020年5月08日"3分の奇跡"
(一日3分間の御言葉黙想を通してあなたの人生に奇跡を体験してください!)
4代に続く信仰を立て上げる聖書の暗唱聖句72
C4.神様を依り頼む:力2
[ピリピ4:13]
私は、私を強くしてくださる方によって、どんなことでもできるのです。
タイトル:困った時、力を生じさせるHim。
🌱私たちは自分なりに一生懸命に頑張っていますが、時には失敗を経験し、時には全く予想しなかった事件や事故で挫折することがあります。
もしかして過去の失敗のせいで、いろんな障害物で新しい試みや挑戦もせず、怖がったりあきらめたりしていませんか?
皆さんが本当に大変な時、皆さんが立ち上がることのできる御言葉がありますか?
やり直せる力になる御言葉がありますか?
失敗と挫折を味わった時、御言葉を握って立ち上がった一人のお話しをお聞かせします。
https: // youtu.be/azyO3sTARA
🖤2000年シドニー五輪の時、ダイビング女子10M競技場での出来事です。
女子飛込種目は長い間中国が強かったし、予想通り中国選手が決勝戦で1、2位を争うことになりました。
全てのカメラが中国選手の競技の姿を撮るために慌ただしいその時、米国代表、ローラ·ウィルキンソン(Laura Wilkinson)が隅で順番を待っていました。
予選から準決勝を経て、5位で決勝戦に進出した彼女は、オリンピック出場3カ月前、右足の骨の負傷で7週間、病院で横たわっていなければならなかったのです。
彼女にメダルを期待する人は誰もいなかったし、五輪出場と決勝戦進出それだけでも彼女にはすごいことでした。
プレッシャーがなかったせいか、彼女はいつも笑顔を絶やさず余裕でありました。
合計5戦まで行う10Mプラットフォーム決勝戦で、ローラ·ウィルキンソンは第1戦と第2戦も5位にとどまり、首位とは60点以上の差がつけられました。
決勝戦第3戦。
飛び込み台に立って跳躍直前までずっと何かを呟くローラ。
彼女は最高の点数を得て瞬く間に首位との格差を縮める大逆転が起こりました。
決勝戦、4回戦。
再び最高点を得た彼女によって全ての取材陣と観衆はざわめき始めました。
相次ぐ中国選手のミスで第4戦でローラは1位に躍り出ました。
最後の第5戦!
自己最高の難易度技術を披露する番でした。
今回も彼女はダイビング台に立って、跳躍直前に何かをつぶやいていました。
彼女は完璧に最高難易度の技術を成功し、とうとう金メダルが確定しました。
奇跡のような大逆転の秘訣を問う取材陣に彼女はこう答えました。
"私に力を下さる方が、このことをされました。"
自分に力をくださるその方を信じてより頼んで握った信仰の人ローラ。彼女を通して36年ぶりに米国はダイビング女子10Mフラット種目で金メダルを獲得し、その後も彼女はアテネ五輪と世界選手権大会で金メダル行進を続けています。
彼女がダイビング台の上でつぶやいたのは何だったでしょうか。
それは、ピリピ4章13節の御言葉でした。
📖私を強くしてくださる方によって、どんなことでもできるのです。
I can do everything through him who gives me strength.
オリンピック直前の7週間、病院で横になっていた時、挫折と失望と恨みでオリンピックをあきらめようとした彼女に主はこの御言葉を与えて彼女を応援しました。
ローラは、この御言葉を握って、再び力を得て立ち上がり、最終的に勝利の微笑みを浮かべたのです。
皆さんはどんな御言葉を握って生きていますか?
もちろん私たちが好きな御言葉を握って生きることは良いことです。
しかしこういう場合があります。握っている御言葉を打ち出の小槌であるかのように考えていることです。
その意味は自分の都合の良いように解釈して、自分勝手に人生に適用しようとしていることです。
しかし、パウロはこの御言葉をそのようには語りませんでした。
"ピリピ書"は、パウロが監獄に閉じ込められ、いつ死刑宣告を受けるか分からない死と生の岐路で、ピリピ教会の聖徒らに書いた手紙です。
パウロは、私を強くしてくださる方によって、どんなことでもできるためには条件があると言っています。
これを”ピヨンイチサン(ピリピ4:13)の法則”とも言います。
[ピリピ4:11~12]
乏しいからこう言うのではありません。私は、どんな境遇にあっても満ち足りることを学びました。 私は、貧しさの中にいる道も知っており、豊かさの中にいる道も知っています。また、飽くことにも飢えることにも、富むことにも乏しいことにも、あらゆる境遇に対処する秘訣を心得ています。
それは"自足"です。
ピヨンイチサンの祝福を受けるためには、まず"自足"しなければなりません。
"自足"とは、挑戦もせずに現実に安住しろという意味ではありません。人生の情熱や目標、ビジョンもなく気楽に過ごせという意味でも決してありません。
聖書的な自足とは、神様が選んだ私たちの現在の職業と環境を認めて、私に許してくださった賜物と才能に感謝し、最善を尽くして活用して仕えるということです。
"ローラ·ウィルキンソンが予想しなかった負傷を負った時、挫折と失望と恨みだけを持ちあきらめたなら、金メダルの栄光と数多くの世界の人々に力を与えて下さる神様に栄光を帰することはできなかったでしょう。
神様は私たちを一度も諦めたことがないし、望みを捨てたこともありません。神様の愛がある所には絶望がありません。
私たちが生きていくキーワードは成功です。
どんな職業を持ち、年収がいくらで、どんな車に乗って、どの町のどのアパートで、何坪に住んでいるかによって成功したかどうかを決めます。
しかし、果たしてそれらが永遠に続く、永遠の価値があるものでしょうか。
成功で始めた人生が失敗に終わったり、失敗で始めた人生が成功に終わったりするので、今すぐの成功が成功ではなく失敗が失敗ではありません。
これを知っていれば、成功したからといって自慢することも、失敗したからといって挫折する必要もありません。
失敗は成功の反対語ではなく、神様が与える機会であり、祝福の過程です。
巨大な海で航海の方向を決めるのは風の方向ではなく、船にかかっている帆と舵です。 私の人生の方向も外から入って来る風のような苦難と試練によるものではなく、私の姿勢と心にかかっています。
転ぶのが問題ではなく、転んだまま留まっているのが問題であり、失敗するのが問題ではなく失敗にとどまるのが問題です。
失敗から学べないことが問題です。失敗の原因となるミスを繰り返すことが問題です。もし失敗から教訓を得たのなら、その失敗は貴重なものです。
“ピヨンイチサンの法則を握って、私にないものに対して不平を言うより、私が持っていることに感謝し、自足しながら、私の人生のコンパスである神様と御言葉を毎日より頼んでいきますように祈ります。
♣️私に力をくださる天のお父様、毎日神様の御言葉を握って口ずさみ、聖霊様の火で満ちあふれ、私の人生の目的と使命を主の周波数に合わせて恵みの御座の前に大胆に進む私となりますように。
いかなる状況と環境でも、常に自足し、注いでくださる恵みに感謝し、世の中のいかなることよりも、比較できない神様の愛だけで満足し、生きるようにしてください。
最後まで主の御言葉を信じて握る信仰の人になりますように。そして全てを導く主を愛し、主がくださった賜物と才能で最善を尽くして主に栄光を帰し、生涯が用いられる働き人となりますように。
イエス様の御名によって祈ります。アーメン
こちらは韓国で配信されている3分の奇跡を日本語に翻訳したものです。
韓国語のサイトはこちらから