聖書黙想“3分の奇跡” 2020年4月30日木曜日

🍩2020年4月30日"3分の奇跡"
(一日3分間の御言葉の黙想を通してあなたの人生に奇跡を体験してください。)

 

タイトル: 2000人を伝道した伝道王と呼ばれた兄弟の話し

 

[ヨハネ福音14:6]
イエスは彼に言われた。「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。

 

★ この前、“CBSのテレビ放送あたらしくしてください”というクリスチャン番組に、2000人を伝道したと言われる伝道王チェ·ビョンホ先生が出演されました。

20人も大変なのに2千人とは。

 

ところが彼は驚くことに、仏教を信仰する家で生まれ、とても信仰熱心でした。仏教中学校の会長をしたり、釜山(プサン)の梵魚寺(ポムオサ)という寺で行われた、お釈迦さんの生誕日の記念行事では司会まで務めた兄弟でした。

 

誰よりも熱い仏教信者だった彼が、どのように福音を伝える伝道王になったのでしょうか。 彼にどんなことが起こったのでしょうか。

 

チェ·ビョンホ先生のお話し
(出典:CBSのあたらしくしてくださいより)

 

私の両親は代々からの信仰を受け継ぐため、父は日本の東京にある有名な寺に、母はテグの八公山に行き、そこで熱心に仏道を学び、その後私は生まれました。

 

尊い息子として育てられた私は、仏教中学校に入学しました。


私は仏教に完全に没頭するようになり、中3になった時には、1800人いる学生の代表として、仏教会長になりました。

 

全校生が集まる朝礼の時、私は木魚を叩いて讃仏を導きます。学生たちは仏像を見ながらお辞儀をしたりしていました。

 

ところが、教会に通っている何人かの学生がお辞儀をしていませんでした。

 

私はその時に仏教会長でもあり、サッカー部の主将もつとめ、勉強も成績がよく、友達もたくさんいたので、知らず知らず高慢な者となっていました。

 

私はお辞儀をしなかった彼らのところへ行きこう言い放ちました。

 

"お釈迦様にお辞儀をするようにということで私が木魚を叩いてるのに、お前たちはわざとお辞儀をしないのか?

お前たちは死にたいのか?

お辞儀をしろ!しないと木魚で頭をぶっ飛ばすぞ。 “

 

このように脅したら、ほとんどの学生たちは仕方なくお辞儀をしていました。

 

ところがある1人の学生は、余裕の態度で顔には笑みを浮かべながら、最後までお辞儀をしませんでした。

 

’何故こいつはこんなに堂々とした態度でいられるのかな?

もしかしたらこいつを守ってくれる力の強い兄貴でもバックにいるのかな?‘

 

心の中では少し迷いましたが、しかしたくさんの学生たちが見ている手前、私は木魚で彼の頭を殴りつけました。

その学生は転んでしまいましたが、また立ち上がって笑いながら言いました。

 

"ビョンホ、痛いよ。勘弁してくれよ。実は私のお父さん牧師なんだよ。”

 

私はそれを聞いて内心こう思いました。これは大変だ!強い奴に会ってしまったと。


しかしその思いを隠しながら、"お前のお父さんが牧師であれ何者であれ、私が木魚を叩いたらお辞儀をしなければならない!お前は死にたいのか?"と言いながら続けて木魚で頭をたたき、バットでお腹を突きながら教室の裏に追いやって行きました。

 

"ビョンホ、もうやめてくれよ。後で時間があったら教会に遊びに来てくれ。うちの教会とてもいいよ!牧師先生たちも素晴らしい人たちだよ!”

 

"この気違いめ、私はこの学校の仏教会長だぞ。死ぬよ。"

 

"それでもいいよ。私たちの教会にはまだ信じていない友だちを招く集会とかもあるよ。その中で宝探しをしたり、体育大会もあるし、だから遊びに来てね。"

 

私は狂人だと言いながら叩き続けました。 それでもその人は最後までお辞儀をしませんでした。

 

結局私は、"私に反抗したあいつに話しかけた瞬間、それをした奴をいじめるからな!だから誰もあいつに話しかけるな!“
と彼を仲間はずれにしました。

 

しかし、実際私の心の中には恐怖がありました。彼の中にある何か揺るぎないものに対する恐怖でした。その恐怖がバレないように、私はもっと強い態度を持ちました。

 

そしてその後高校に進学しました。ところがよりによってキリスト教系の高校に通うことになりました。

 

何故なら当時は多数の入学者がある場合抽選で行ける高校が決められてしまい、私の場合はそのキリスト教系の学校に行くことが決められてしまったのです。

 

それを聞いた両親たちは大騒ぎになり、そんな学校に行くことはダメだと、別の学校に行くようにと強く言われました。

 

私もキリスト教学校なので、行く事に対してとても嫌な気持ちがありましたが、制服がかっこいいという話を聞いて心が揺れてしまい、いつの間にか両親を説得するようになっていました。

 

実際その高校は名門校であり、卒業生の多くがソウル大学へと進学しているような、歴史と伝統のある学校だと両親に伝えながら、もし私がその学校に行く事になっても、もっと熱心に仏道を行いますと言いながら説得し、結局その学校に行くことになりました。

 

キリスト教学校に通いながらも、手には大きな数珠をはめ、先生たちに誇らしげにそれを見せながら通っていました。

 

聖書を学ぶ宗教の時間があり、その時に慈しみ深い女性伝道師が入ってきました。

 

学生たちはその先生を伝道師先生と呼びましたが、教会に通わない学生たちは"おばさん"と呼びました。

 

その先生はいつもチョコパイをくださったのですが、私は大変生意気にも片足を差し出してチョコパイをくれという悪い態度でしたが、その先生はいつも優しく接してくださいました。

 

伝道師さんが聖書のお話しを教えてくれるたびに私はメモをして"この話は嘘だな、偽りだな”と書いたり、ある時は騒いだり寝たりしていました。

 

"先生が静かにしろと言うと、私は数珠を見せて宗教の自由があるのに、なぜ強要するのかと叫びました。

 

普通の先生なら怒り出すのだが、その先生は"まあ、そうですか。それではもっとよくしないといけませんね。"と言いながら90度であいさつをするのでした。

 

私は彼女の態度に衝撃を受けましたが、友達にはあの女は給料を数千万ウォンもらうのかもねと言いながらあえて無視しようとしました。 でも後で分かったのはその方は無料で奉仕する方でした。

 

ある日、その伝道師さんの時間に立ち上がって叫びました。

 

"おばさん、笑わせないでください。 どうして僕が罪人なんですか? 僕がどうして地獄に行くんですか?チョコパイを食べるために聞くふりをしてる純粋な子達をだまなさいでください。出て行ってください!!

 

私は先生を泣かそうとしてそう言ったのです。ところが、伝道師さんは私の近くに来て、笑いながら言いました。

 

"ビョンホ君、あなたは名前も素敵ですね。私は他のクラスも全部見てきましたが、あなたのようにこうやって熱心にメモをしたり、発表をしてくださる学生はいませんでした。ありがとうございます。チョコパイを差し上げましょう。

わたしはおもわずチョコパイをもらいました。

 

2ヶ月後、授業が終わる5分前に先生はこう言われました。

 

"どうしても皆さんに伝えなければならない大切なお話をします。皆さんの肌は本当にきれいでとても羨ましいです。しかし、40年が過ぎ50年が過ぎ、やがて皆さんの顔にもシワができてくるでしょう。
100年が過ぎたら、私たちの中でこの地で会える人は誰もいないと思います。死を否認する人は誰もいないでしょう。

ヨハネ黙示録21章8節によると、"しかし、おくびょう者、不信仰の者、憎むべき者、人を殺す者、不品行の者、魔術を行う者、偶像を拝む者、すべて偽りを言う者どもの受ける分は、火と硫黄との燃える池の中にある。これが第二の死である。」"という御言葉があります。

ここにいらっしゃる学生の皆さん全員が天国で賛美しながらまた再び会うことを願っています。
あらもうチャイムがなりましたね。また次の時間にお会いしましょう。"

 

こうして伝道師さんは授業を終えてクラスから出て行きました。その時に突然ある考えが起こりました。

 

本当に不思議だね。 私が1年前の4月、お釈迦様の生誕日に仏教会長として寺に行き、司会を務めながら住職に死の定義について質問した時、住職は"死は幽から無に逝くのです。と答え、私はそれが正解だと思っていたが、そうではなさそうだな。


伝道師様の言葉のように天国と地獄が本当に存在すると言うのか。


それならば自分は偶像崇拝までしたから地獄行きだな。

 

そこまで考えると、急に地獄に対する恐怖心が湧き出てきて、私自身が地獄の門の前にいるかのように思えました。
目を閉じていても、目を開けていても、地獄が見えるようでした。私は恐ろしさに震えました。

私の生きる道はチョコパイのおばさんのところへ行って助けを求めなければならないという思いしかありませんでした。

 

先生のところへ駆けつけて、私ははじめて彼女のことを“伝道師先生"と叫びました。

 

"伝道師先生!!! 私のことを助けてください!!!”

 

"どうしたの?”

 

"伝道師先生、私は仏教の家で生まれ、仏教会長を務め、私の言うことを聞かない友達を殴って、いじめまでした悪い奴です。
ところが、先生を通して死についての定義を聞くと、それが何か分かるような気がします。神様の話しが本当に真理だと感じます。
私は今、地獄の門の前にいる自分が見えるのです。とても怖いのです。私のような悪い奴も、天国はさておき、目の前に見える地獄に行かないようにはなりませんか。“

 

すると伝道師さんはおっしゃいました。

"それじゃ、ビョンホ。私が手伝いましょう。両手を合わせて私の言うとおりに祈ってみる?"

 

"はい”

 

"イエス様、私は罪人です。私の罪によってイエス様が十字架につけられ、イエス様の流された血潮によってすべての罪が許されたことを、私は知りました。


この時間、私はイエス様を私の救い主として受け入れます。どうか私の中に入って来てくださって、私の人生の主人になってください。イエス様の御名によってお祈り捧げます。アーメン。

 

その後目を開けると、初めてイエス様の御声が聞こえました。ところが、その声は耳で聞こえるのではなく、体中に響くような声でした。私はその声に打たれたような感じでした。

 

"ビョンホ、お前は今までイエス様を知らなかったから、死んでいたかのような人生だったのですよ。しかしこれからは、イエス様に出会った事によって、真に幸せな人生を送るようになるだろう。"

 

私はイエス様に感謝し、一生をイエス様を証しながら生きていきますと心から誓い、福音を伝えて生きる事に対する希望を抱くようになりました。

 

その後、両親との関係など解かなければならない課題は多かったのですが、私が仏教信者で、キリスト教を誰よりも拒否した人だったため、もっと切実になって、信じていない友などに福音を伝えることになりました。

 

イエス様だけが道であり、真理であり、命です。ハレルヤ!

 

♣すべての万物を導かれる父なる神様、チェビョンホ先生を通して、ただイエス様だけが道であり、真理であり命であることをもう一度悟らせてくださってありがとうございます。

 

私が知っている知識と経験が全部であるかのように、高慢に生きてきた私を許してくださり、頑な心で判断し、心と耳と目を閉じていた私を悔い改めます。

 

また、今も心を頑なにし、イエス様を受け入れることのできない方々の心に入ってくださり、最も適切な時に、最も適切な方法で救いの働きを成してください。

 

昔からの習慣と間違った固定観念を捨て、心を柔らかくして神の愛に目覚めさせ、生きる理由と力を発見し、神様を賛美し礼拝して生きる喜びを共に楽しみながら歩めますように。

 

イエス様の御名によってお祈りします。 アーメン

こちらは韓国で配信されている3分の奇跡を日本語に翻訳したものです。

韓国語のサイトはこちらから

https://band.us/n/a5ae284f0d8aV