聖書黙想“3分の奇跡” 2020年6月1日月曜日

🥘2020年6月01日"3分の奇跡"
(一日3分間の御言葉黙想を通してあなたの人生に奇跡を体験してください!)

タイトル:聖霊に満たされた土の器

[第一コリント6:19]
あなたがたは知らないのですか。あなたがたのからだは、あなたがたのうちにおられる、神から受けた聖霊の宮であり、あなたがたはもはや自分自身のものではありません。

❤一人の青年が18歳の時、社会に対する不満と彷徨いで犯罪を犯しました。

彼は逮捕され、無期懲役を言い渡されて刑務所に閉じ込められました。

ある日の夜、彼が夢を見ていると明るい光が照り、天使が来ました。

"私は神の働き手で、神の言葉を伝えに来た。 今私があなたに見せる聖書を読んで言うとおりに従うように。”

天使は彼に大きな聖書を開いて見せると、すぐ消えました。数日後、彼は同じ夢を見ました。

彼は悩んだ末、聖書を手に入れました。彼は昼夜聖書を読みました。

一人で聖書を読むだけでなく、人々を集めて読んであげたりしました。

その後、刑務所の中には一大変革が起こりました。

その青年の変化はもちろん、それより恐ろしい罪を犯した囚人たちが、一人二人変化していきました。

聖書はすべての囚人の共同所有物として、彼らから最も大切にされる物になりました。

そして刑務所の中を変化させた張本人であり無期懲役を宣告されたその青年は、特使として仮出獄される喜びを味わうようになりました。🌱

神様の言葉、聖書は生きていて力があって眠る魂を目覚めさせます。いくら罪のかたまりである狼も、御言葉によって生まれ変わるとおとなしく聖なる羊に変化します。

[第一コリント6:20]
あなたがたは、代価を払って買い取られたのです。ですから、自分のからだをもって神の栄光を現しなさい。

聖書は私たちの体はイエス様の血潮による生きた宮であると言われます。

旧約での"宮"はモーセの幕屋、エルサレムの聖殿を意味しましたが、新約では神のシェキナの栄光が宿る場所を指します。

それゆえ弱くて傷だらけで、罪のかたまりである私たちの体をも、神様は聖霊の宮としてくださったのです。

私たちを聖霊の宮にするために三位一体の神様が働いてくださいました。

過去に罪人だった私を御子イエス·キリストが血潮で救ってくださり、現在聖霊が弱い私たちと共にして助けてくださり、未来に父なる神様に栄光を捧げるのです。

これは、私が資格があるからでもなく私が努力したからでもありません。足りなくて欠点の多い私を神様はその全てをご存知で選びました。

また、聖書はクリスチャンの体は土の器だと語ります。

[第二コリント4:7]
私たちは、この宝を、土の器の中に入れているのです。それは、この測り知れない力が神のものであって、私たちから出たものでないことが明らかにされるためです。

世の中にはたくさんの種類の器があります。貴重な器(金製の器、銀製の器)と粗末な使い方のための器(木製の器、土製の器、紙製の器など)があります。

みそぼらしく卑しい器であっても貴重なものを盛れば尊く用いられるので、誰がどのように使うかが重要です。

土の器は土鍋のように焼いた器で簡単に割れますが、家になくてはならない器です。

同じ器でも何を入れるかによって名前が変わります。ご飯を入れると茶碗になり、汁を入れると汁の器になり、宝石を入れると宝石箱、ゴミを入れるとゴミ箱になります。

我々の心の器にも何を盛るかによって変わります。お金だけ入れれば成金、知識だけ入れれば無情の冷血人、欲だけ入れれば貪欲な俗物になります。

皆さんの心の器には何を入れていますか?

アフリカ宣教師であるリビングストンは腕が不具で、肉体的には土の器のような状態でしたが、彼にはイエス·キリストが一緒にいたからこそ宣教に成功することができました。

ヨハン·ウェスラーは肺病を患い、ひどい痘痕顔で土の器のようでしたが、イエス·キリストが溢れていたため、イギリスの宗教改革者として名を馳せました。

ヘレンケラーは目、耳、口の機能が出来なくて壊れた土の器のような人でしたが、その中にはイエス·キリストが宝として込められていました。

いくら良い器でも使いにくいとか意地っ張りの器なら使うのに合わない器です。

神様が使うのに相応しい器は派手だったり高い器ではありません。

神様が使うのにふさわしい人は人格的に完璧な人でもなく、知識と学問が優れた人でもなく、言葉だけ流暢に話す人でもないです。

聖書で語る神様が使うのにふさわしい人は土の器のように謙遜で従順な器、且つきれいで聖霊に満たされている器です。

私の中には何が溢れていますか?
私の体は神様がご覧になるとき聖なる宮ですか。
私は神様が使うのに相応しい器でしょうか?

私たちみんな聖霊充満で、神様が使うのに便利で清潔な器としていつでも用いられることを祈っています。 (5/31/20週間礼拝説教の御言葉を参照)

♣弱々しい私を神様の選ばれた者としてくださった父なる神様、主の愛と恵みで聖霊で
満たして下さり、頭の上から足の裏まで私の霊を支配してください。

圧倒的な聖霊の臨在と力ですべての肉体の限界を乗り越え、きれいで清潔な器、謙遜と従順に用いるのに相応しい器になって貴重な働き手として用いられますように。

使うのがもったいないので、飾りにだけ飾っておく大きくて高い器になるよりは、たとえ弱くて足りない土の器でも、神様が呼んだら、いつでも駆けつけて高価に用いられる器になりますように。

イエス様の御名でお祈りします。アーメン。